コードファーストアプローチ

Eclipse SDVとは?

ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)のイノベーションを加速するためのオープンなコラボレーションプラットフォームです。車載システムからクラウド連携システムまでを対象に、スケーラブルでモジュール化された、安全性にも対応可能なソフトウェアコンポーネントの開発と活用を支援します。

業界への影響

Proving open source
in automotive

欧州を代表する11社の自動車関連企業は、2025年6月に画期的な覚書(MoU)に署名し、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)に向けたオープンソース協業への共通のコミットメントを示しました。取り組みの第一歩として、現在はEclipse S-COREプロジェクトを中心に活動が進められています。

Collaborating for
the SDV era

Eclipse SDVワーキンググループは、50社を超えるOEM、ティア1サプライヤー、テクノロジーリーダーを結集し、25を超えるプロジェクトを推進しています。自動車ソフトウェアの未来を形作るとともに、安全認証に対応可能なオープンソースソフトウェアの新たな基準を確立しています。

ビジョン

私たちは、自動車業界向けに世界をリードするオープンで協調的かつベンダーニュートラルなソフトウェアプラットフォームを構築することで、モビリティの未来を定義します。車載ソフトウェアスタックのあらゆるレイヤーにおいて、安全性、信頼性、持続可能性を確保しながら、イノベーションの加速を推進します。

ミッション

Eclipse SDVは、自動車メーカー、サプライヤー、そしてテクノロジーイノベーターを結集し、将来の車両に向けたオープンでモジュール化された、安全性に対応可能なソフトウェア基盤の構築を推進します。これにより、より迅速なイノベーション、シームレスな統合、そして自動車業界における持続可能なオープンソースエコシステムの実現を目指します。

Eclipse SDVワーキンググループについて

Eclipse SDVワーキンググループは、自動車ソフトウェアの未来を築くための業界横断型オープンコラボレーションハブです。世界を代表する自動車メーカー、ティア1サプライヤー、クラウドプロバイダー、テクノロジー企業を含む50以上の組織が参画し、次世代の自動車ソフトウェアプラットフォームの実現に必要なガバナンス、コミュニティ、そして技術的な連携基盤を提供しています。




私たちのアプローチ

Eclipse SDVは、「コードファースト」のアプローチを採用し、ベンダーニュートラルかつコミュニティ主導で活動しています。これにより、イノベーションの成果がエコシステム全体にもたらされることを目指しています。オープンなコラボレーションを通じて、参加組織はソリューションを共同で開発・共有し、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)時代を支える基盤を築いています。

私たちのビジョン

確立されたガバナンス、オープンなコラボレーション、透明性の高い意思決定、そして戦略的な連携を通じて、Eclipse SDVワーキンググループは、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)を単なるビジョンにとどめることなく、業界全体が協力して今日まさに実現を進めている現実へと変えています。

ビルディングブロックと統合プロジェクト

Eclipse SDVワーキンググループは、25を超える活発なオープンソースプロジェクトを擁し、自動車分野の重要な領域に向けた共通のビルディングブロックを開発しています。

  • ミドルウェア:通信およびデータ処理を支える中核レイヤー
  • オーケストレーション:システム間の統合と管理
  • セーフティ:信頼性が高く、安全認証に対応可能なソフトウェア標準
  • シミュレーション:スケーラブルなテストおよび検証環境

私たちの協業方法

参加組織は、単にコードを提供するだけではありません。以下のような活動を通じてエコシステムの発展に貢献しています。

  • 業界標準やベストプラクティスの策定に貢献
  • オープンな参加を通じてガバナンスに参画
  • 以下のような統合プロジェクトを共同で推進
      • Eclipse Leda
      • Eclipse S-CORE
      • Eclipse SDV Blueprints

これらの取り組みは、すでに自動車業界における重要なリファレンスとして広く認識されています。

私たちの委員会

運営委員会

運営委員会(Steering Committee)は、Eclipse SDVの全体戦略、ガバナンス、および長期的なロードマップを策定します。複数のリリースサイクルにわたって戦略的な監督を行い、イニシアチブの優先事項を定めるとともに、主要な発表や重要なマイルストーンに関するメッセージングおよびポジショニングを承認します。また、コミュニティのニーズや業界動向との整合性を確保するため、技術諮問委員会(Technical Advisory Committee)、ワーキンググループ、および各SDVプロジェクトから定期的に報告を受けています。

技術諮問委員会

技術諮問委員会(Technical Advisory Committee)は、Eclipse SDVプロジェクトエコシステムの対象範囲および構成に関する提言を行います。Eclipse SDVイニシアチブに含まれるべきEclipse Foundationのオープンソースプロジェクト、技術、仕様について助言を提供します。また、技術的な関連性、相互運用性、そしてSDV全体アーキテクチャとの整合性を評価し、イニシアチブ全体の一貫性と技術的な健全性を確保します。

マーケティング委員会

マーケティング委員会(Marketing Committee)は、Eclipse SDVエコシステムにおけるマーケティング、ブランディング、およびコミュニティエンゲージメントを担当します。メッセージングフレームワークの策定、リリースに関連するコミュニケーション、プロモーション活動を含むSDVマーケティング戦略の立案および実行を担います。また、Eclipse SDVのポジショニングがあらゆるチャネルにおいて一貫したものとなるよう推進するとともに、イニシアチブの技術的な方向性や戦略的ビジョンと整合したメッセージを発信するため、他の委員会と密接に連携しています。